希望のりんごツアーに行ってきました。

2019.10.5.6 岩手県陸前高田に行ってきました。
お馴染み金野果樹園さんにはグロワールのオーナーの木があります。前回5月に自分で摘花したで心配だったのですが(勿論それはいい加減なもので後で金野さんがちゃんとしてくれています。)とても沢山のりんご実が着いていました。自分たちで収穫もさせて貰いました。とても赤くとても可愛らしい紅玉です。程なくしてグロワールに届くのを心待ちにしています。 陸前高田はどんどん新しい街になっています。大きな施設が増え、買い物も便利になり美味しい食事処も増えましたグロワールはいつも希望のりんごというツアーに参加して陸前高田に行っています。初めはパン屋さんが被災地を支援するために出来たパンラボの支援の一環だったものが何度も行ってるうちに次第に現地は変化していきました。瓦礫の山だった陸前高田、哀しみに包まれていた陸前高田。土地は次第に整備されて行きました。避難所から仮設住宅に移転された後、高台建設と海前に聳える防波堤の建設が始まりまり、土砂を運ぶ為に長い長いベルトコンベアが作られた姿は異様でした。
長く続いた土砂の移動も徐々に終わっていき、あちこちで高台が出来ていきました。土地をどんな形でどんな価格でどんな補助金で等など沢山の話し合いがあったと思います。仮設住宅から新しい家に移り住んだ方、中心地に移転したまま帰ってこない人等三々五々様々な理由で仮設住宅を去りました。米崎小学校の仮設住宅も無くなりグラウンドは子供達に返されました。高い防波堤がどんどん出来ていきやがて海前を覆い尽くしました。かって陸前高田は海水浴場があり、高田の松が並んでいました。風光明媚な観光地だったのです。脇の沢駅には古くから人が住み、そこで育ってみないくつになっても子供の頃の様に「〜ちゃん」と仲良く呼び合う中でした。街は様変わりしていきましたが、今回行って少し意識が変わりました。一本松のすぐ近くに東日本大震災伝承館が出来て、そこには膨大な震災の記録が詳細に表されていました。かって松原のあった海に出るには防波堤を登らなけれぼなりません。コンクリートの防波堤には芝生が植えられていて、長い階段を登ったその向こうにはなんと、新しい松をボランティアの方が植え、新しい海水浴場ができようとしていました。苗木が大きく成長するのには何年もかかるでしょうが、また以前のように大きく成長して欲しいです。海水浴場には夏になるとなくさんの人が遊びに来ますように。コンクリートの防波堤は芝生で覆われますように。伝承館からの長い階段は未来への希望の階段のように思えました。伝承館を訪れたあと、ツアーの皆さんと巻きパンパーティーをして地元の方と頂こうというイベントがありました。パンを作って下さるのは松戸の名店ツオップさんの伊原シェフご夫妻です。朝は雨でしたが徐々に晴れて素晴らしいお天気に恵まれ、子供達が公園で遊んでいるので誘ったり、地元のお母さんやお父さんも集まってきてくれました。パンはバターの香りが漂う美味しい生地にコーン、ベーコン、チーズがたっぷり入っていて、長い棒に伊原シェフがクルクルと巻き付けて下さるのですが、棒を持ってる方がクルクル棒を回すので一体感のある楽しいパン作りで、みんなニコニコでした。そしてそれをバーベキューのコンロで焼くのですがその時も焦げないようにクルクル回すのです。如何に焦げず白すぎず焼くのがが腕の見せどころです。片山シェフが入れて下さったコーヒーと共に頂くとまた格別です。ツアーのスタッフさんのおもてなしで沢山の方に召し上がって頂きました。
希望のリンゴのツアー詳細はこちら
https://m.facebook.com/kibounoringo/
希望のりんご
米崎りんご
煌めきりんご園
金野果樹園
紅玉
りんごの木のオーナー制度

紅玉の木から採れたりんご








巻いて下さいます。

こんがりして美味しい。
いつもバーベキューの面倒も見てくださる
和の下果樹園の金野さん。

お茶やお菓子ありがとうございます。


大量に乗せられますね。
