2013年07月27日(土)

パンの保存方法について書いてみました

今、新しいホームページを作成中です。
そこでパンの保存方法を載せる欄があるそうなので、考えてみました(少し細かいですが)。

パンの保存方法

パンはお買い上げ後なるべくお早めにお召し上がりください。
もし残ってしまった時の保存方法はこちらです。
パンは生ものと同じ、焼き立てから老化に向かって進んでいくのは、残念ながら仕方のないことですね。
でも保存の仕方一つで長持ちして、焼きなおすとまたふっくら焼きたてに近い状態に戻せるかも知れません。

常温保存

お買い上げ後はしばらくこの状態で、置いておく方が多いと思います。
パンは時間と共に老化していくもの(水分を失って硬くなり風味も落ちます)。
そして季節によってはカビも心配ですね。
フルーツやクリームを使っているパンは、出来るだけ当日中にお召し上がり頂くことをお勧めします。
食パンは期限シールを見て、開封後はお早めにお召し上がりください。

冷蔵保存

実はパンには冷蔵が一番よくないのです。乾燥して硬くなりやすい条件がそろっていますし(一般論として)冷蔵庫内のカビの付着が心配です。
しかし、サンドイッチやフルーツ、生クリームを使用したパンは、家に帰ってから食べるまでに時間がかかりそうなら、帰ってすぐ冷蔵庫で冷やすことをお勧めします。

冷凍保存

説明の前に申したいのは、「パンを買った時に食べ時を決断する」ということなのです。
というのも、時間が経っちゃったし冷凍でもしようという時には、すでにパンの風味が落ちて乾燥も始まっているかも知れないので、出来るだけ速いうちに冷凍するかどうかを決めなくてはいけません。

食パンは、パンを1枚1枚ラップで包んで空気を抜きます。
フランスパンはスライスしてラップで包みます。
小さめのパンは1個そのままラップで包みます。
冷凍庫の臭い移りを防ぐ為に、ファスナーつきの保存袋にいれ冷凍します。
(パンに限りませんが凍るまでは重ねないようにしたほうがより早く凍ります)

劣化を防ぐ為に冷凍といえどもお早くお召し上がりください。

解凍する時は自然解凍し、トースターで焼きなおしてお召し上がりください。
フランスパンやベーグルなど霧吹きで水を吹き付けても大丈夫なパンは、焼く前に霧吹きで表面に少し水を吹きつけて焼きなおすと、乾燥したパンがしっとり焼きあがります。

焼きなおすとふんわり戻るのは、パンのでんぷんの成分がβ化して硬くなったものがまたα化して柔らかさが戻るというわけです。
とはいえ完全に戻るわけではありませんので、熱いうちに召し上がって頂くか、やはり焼き立てを召し上がって頂くかのどちらかをお勧めします。

文字だけにすると殺風景ですね。

新しいホームページにご期待ください。


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