2017年06月07日(水)

希望のりんごについて

グロワールは希望のりんごの木のオーナーです。

まずは希望のりんごというNPO法人について少しご説明します。

希望のりんごの【活動理念】HPより

「原点」
陸前高田の丘の上。
津波に平野部すべてが飲み込まれる一方、それより高いところにあったりんごの木は辛くも難を逃れました。
2011年秋、傷跡が痛ましかった風景の中に、りんごの実が点々と赤く彩る様は、まるで希望を告げているように見えました。
りんごとともに必ず復興はできる。
この思いが私たちの活動の原点です。

http://www.kibounoringo.com/concept

私が初めて陸前高田を訪れた時はまだ津波の傷跡が生々しく残っていて「この線まで津波が来た」というラインがはっきり分かりました。米崎町にはアップルロードという道があって、そのギリギリまで波が来ていましたがその上のりんご農家さんのりんごの木は残ったのです。

大阪からは遠く、ひょっとしたら行くことが無かったかもしれない三陸。池田さんのブログを通して知ることが出来た事。りんご農家さんや女性会を大切にして行こう!グロワールはそんな風に思っています。そして希望のりんごを通じてりんご農家さんのりんごの木のオーナーになりました。

5月に伺った時はグロワールのりんごの木は可愛らしい花を沢山付けていました。

りんご農家さんのお仕事は大変で、花が咲き終わったら小さい蕾を取っていくのです。広い農園の全ての小さな蕾を選んで取って行くのは大変な作業です。秋になるとその努力が実って切なくも愛おしい甘酸っぱいりんごが出来上がります。その頃グロワールにもりんごが届き、りんごの実をスライスして窯で乾燥させてドライアップルにしたりんご食パンや、コンフィチュールを使ったデニッシュなどがお店に並ぶのです。グロワールはりんごのパンは希望のりんごしか使いませんので、1月末には終売になりますが、また秋になりりんごの実がなったら美味しいりんごを使ったパンを作る事が出来るのです。

 


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